安堂ロイド 5分でよんで最終回 ネタバレ 泣けた・・・

安堂ロイド 最終回 ネタバレです
泣けたんで、綴ってみますた!




安堂ロイド(木村拓哉)が自分を支えていたサプリ(本田翼)に
「角城(平岡祐太)の遺言を守れ」と命じると、
サプリ(本田翼)は血まみれの沫嶋七瀬(大島優子)を抱えて消えた。


すると、支えを失った安堂ロイド(木村拓哉)は倒れてしまった。
ARX9(桐谷美玲)は「全身が腐ってるじゃん。もう降参したら?」と呆れると、
安堂ロイド(木村拓哉)は「言ったはずだ。お前を歴史に存在させない」と答えた。

ARX9(桐谷美玲)は「君は良く頑張ってるけど、守っている物が私には理解出来ない。
世界のVIPが、自分と子孫の繁栄を約束したら、この現在の世界をくれたよ。
政治家という権力の亡者。宗教家という詐欺師。文化人というゴロツキ」と言い、
世界のVIPから集めた署名を見せた。

ARX9(桐谷美玲)は「これがこの世界の大人。立派な人達と言われる人達の品性。
兄さんもそう思うでしょ。この世界の人間に生き延びる価値はあるのか」と告げると、
安堂ロイド(木村拓哉)は「価値はある。この世界には、未来を託すことが出来る立派な
人間が居る。その人たちに時代を任せれば、俺たちが未来で大虐殺を起こすような未来は
決して来ることは無い」と答えた。

そして、安堂ロイド(木村拓哉)が「お前も俺も、悲劇の存在だ。
この世界に居てはならない」と告げると、ARX9(桐谷美玲)は
「馬鹿じゃね。てめーはともかく、私は全知全能の存在だ。
神のごとく、この世界を支配し、神のごとく、善と悪を峻別し、悪を粛正する。
この世界のために」と答えた。

安堂ロイド(木村拓哉)は「全知全能など存在しない。なぜなら、
人は1人1人、その存在が奇跡だからだ。全ての人は誰かを愛し、
誰かに愛され、この世界は未来へと歩んでいる。
俺は今ここに居る人間の力を信じる」と告げた。

ARX9(桐谷美玲)が「ふーん」と呆れると、ARX9(桐谷美玲)の背後
からSIT(警察の特殊部隊)が拳銃を持って駆け寄ってきて、
安堂ロイド(木村拓哉)らに銃口を向けた。

ARX9(桐谷美玲)は「多くの人間がお前達を邪魔だと判断した。
これが民主主義だ」と告げると、葦母衣朔(遠藤憲一)が前に出て
SITの隊長・石川に「自分が何をやろうとしてるのか分かってるのか?」と尋ねた。

隊長・石川が「命令です」と答えると、葦母衣朔(遠藤憲一)は
「命令なら何をやっても良いのか?警官隊なら、いや、人間なら、
こんな罪の無い人間を殺して良いのかどうか分かるだろうがよ。
お前らがどこの誰に命令されたのか分からないけど、罪の無い人間
を撃ち殺して、テメーら家に帰って、そんな汚い手でガキを抱けるのか?
そんな汚い金で、女房に飯を食わせて平気なのかよ。
俺たちは大人だよ。何が正しくて何が間違っているのか、ちゃんと考えないと、
テメーらの血の流れたガキ達にちゃんとした未来を渡してやれないだろうが。
そのことを本気になって考えてくれ。頼む」と言って土下座した。

ARX9(桐谷美玲)は呆れて「早く撃て」と命じるが、隊長・石川は拳銃を下ろした。
ARX9(桐谷美玲)は「情に流されやがって。この下等動物が」と呆れて、隊長・石川を突き飛ばした。

そして、ARX9(桐谷美玲)は「仕方ないな。お前を原資に帰す。ARX2-13(木村拓哉)、
呪われしその機械に、神に変わりて最後の審判を下す。死ね」と言い、
アスラシステムを起動した。

すると、安堂ロイド(木村拓哉)は安堂麻陽(柴咲コウ)に
「安堂麻陽(柴咲コウ)、君と沫嶋黎士(木村拓哉)を永遠に守る。
2人で永く永く幸せに。それが俺の思いだ。名前をくれてありがとう。愛をくれてありがとう」と告げる。

ARX9(桐谷美玲)が「遺言ごっこは終わったか?」と笑うと、
安堂ロイド(木村拓哉)は「お前に遺言を託せる者は居るのか?」と尋ねた。

ARX9(桐谷美玲)は「うるせー」と言い、安堂ロイド(木村拓哉)に飛びかかり、
安堂ロイド(木村拓哉)に原子間現処理のエネルギー弾を押しつけると、
安堂ロイド(木村拓哉)はARX9(桐谷美玲)を抱いた。

すると、2人は眩い光に包まれ、天井をすり抜けて空へと飛んでいった。
光は天高く、上がると、爆発して砕け散った。

屋上へと駆け上がり、その様子を見ていた安堂麻陽(柴咲コウ)は
「ロイド、ロイド」と言って泣き崩れたのであった。

2013年12月15日、エニグマソフト社では小松左京子(山口紗弥加)が
「今日は麻陽さん(柴咲コウ)の結婚式だったのにな。前日にキャンセルしちゃうなんて。
何かあったのかな?」と心配する。

星新造(桐谷健太)が「黎士さん(木村拓哉)が研究で海外に行って
帰ってこないんだから、仕方が無いでしょ」と答えると、
小松左京子(山口紗弥加)は「結婚式より研究が大事ってどういうこと?
あーあ、女心の分からない奴ばっかりだ」と呆れた。

星新造(桐谷健太)が「どうせ、参列客狙いだろ。そういえば、研究室の助手に
イケメンが居たぞ」と教えると、小松左京子(山口紗弥加)は「本当に分かってない」と怒る。

星新造(桐谷健太)が「ごめん。でも、俺、お前の気持ちに、
ちゃんと答えられないと言うか」と告げると、小松左京子(山口紗弥加)は
「何、偉そうに振ろうとしてるのよ」と言って星新造(桐谷健太)を叩いた。

そこへ、大きな縫いぐるみを抱えた葦母衣朔(遠藤憲一)がやってきた。
星新造(桐谷健太)が「何ですか?その大きな縫いぐるみ?」と驚く。

小松左京子(山口紗弥加)は縫いぐるみを受け取るが、
「パパ。私、もう縫いぐるみが無くても寝られるよ」と呆れる。

葦母衣朔(遠藤憲一)が「じゃー、返せよ」と言うと、
小松左京子(山口紗弥加)は「やだ。パパ、ありがとう」と答えた。

一方、沫嶋七瀬(大島優子)が病室で目を覚ますと、研究室の助手3人が見舞いにやってきた。

沫嶋七瀬(大島優子)が「色々と迷惑をかけてごめんなさい。
多くの人を傷つけてしまった。その罪を償わなければならない」と謝罪すると、
助手3人は「あんな技術を開発してたことにリスペクトです。
研究にはリスクがつきものですから、罪を償ったら、研究を続けてください」と励ました。

そして、助手が「沫嶋教授(木村拓哉)は突然、インドに資料探しに行ってから、
3週間くらい戻ってきてないんです。結婚式には戻ってくるからって言ってたのに、
結局は帰ってこず。麻陽さん(柴咲コウ)はキャンセルでバタバタでした」と近況を教えた。

そのころ、安堂景子(名取裕子)が安堂麻陽(柴咲コウ)に「アンタから、
黎士さん(木村拓哉)が帰ってきてないって聞いたとき、アンタが言うとおり、
延期しとけば良かったのに。大恥かかせてしまって、本当にゆるしたって頂戴ね」と謝罪した。

安堂麻陽(柴咲コウ)は「帰ってこない黎士(木村拓哉)が悪いのよ。
このまま破談にしちゃおうかな」と答えると、安堂景子(名取裕子)は
「短期は損気。果報は寝て待てって言うでしょ」となだめた。

そして、安堂景子(名取裕子)が「さて、ご無礼するわ」と告げると、
安堂麻陽(柴咲コウ)は「帰るの?泊まって行かないの?」と驚く。

安堂景子(名取裕子)は「うん。敏夫君がホテルを取ってくれてるから」
と答えると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「敏夫君?この前の人と名前が違うような」と不思議がる。

安堂景子(名取裕子)は「ええの、ええの。細かいことは。
酒を飲んで寝てしまえば、嫌な事も忘れてしまうわ」と言い残して、帰って行った。


その後、1人になった安堂麻陽(柴咲コウ)がソファーで酒を飲みながら、
沫嶋黎士(木村拓哉)の写真を見て「やっぱり、黎士(木村拓哉)は帰ってこない。
ロイド(木村拓哉)の嘘つき」と言って溜息をつき、眠りについた。

そのとき、100年後の2113年では、研究者が四角いガラス状のメモリーリップに
光を照射すると、ARX2-13(木村拓哉)の情報が出てきた。
四角いガラス状のメモリーリップは、次元転送システムを起動し、5Dプリンターを作動させた。

すると、2013年の安堂麻陽(柴咲コウ)の部屋にあるパソコンが5Dプリンターを起動し、
データをダウンロードし始めた。

そして、机の引き出しが開くと、引き出しから安堂ロイド(木村拓哉)が
プリントアウトされた。プリントアウトされた安堂ロイド(木村拓哉)が地面に着地すると、
ドスンという音がした。

ソファーで酒を飲んで寝ていた安堂麻陽(柴咲コウ)が、ドスンという音を聞いて
目を覚ますと、安堂ロイド(木村拓哉)が立っていた。

安堂ロイド(木村拓哉)が「100年と24日2時間13ぶりだな。俺はあの日、
ARX9(桐谷美玲)と一緒に全損し、海に沈んだ。100年後の海底から
俺のメモリーカードを拾い上げてもらい、やり残したミッションのために、ここに戻ってきた」
と告げると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「ロイド、会いたかった」と言って
安堂ロイド(木村拓哉)に抱きついた。


安堂ロイド(木村拓哉)は安堂麻陽(柴咲コウ)を抱きしめようとしたが、
我慢し、「時間だ。俺の任務はここまでだ。今度こそ、本当にお別れだ。
安堂麻陽(柴咲コウ)、色々とありがとう。君に出会えて本当に良かった。
俺の魂は何時までも君と沫嶋黎士(木村拓哉)を守っている」と告げた。

安堂ロイド(木村拓哉)が「黎士(木村拓哉)?どういうこと?」と尋ねると、
安堂ロイド(木村拓哉)は「この体を沫嶋黎士(木村拓哉)に返す。さよなら」と答えた。

そして、安堂ロイド(木村拓哉)はクリスタル状のメモリーリップを体から排出すると、
機能を停止して、その場に倒れた。

安堂麻陽(柴咲コウ)が安堂ロイド(木村拓哉)に駆け寄り、「ロイド、ロイド」と
呼びかけていると、サプリ(本田翼)が現れた。

サプリ(本田翼)はクリスタル状のメモリーリップを拾い上げると、
「これがロイドの本体。ロイドはこの体を沫嶋黎士(木村拓哉)に渡すために、
100年間、6千メートルの海の底で、もの凄い水圧やら海水の浸食に耐えてきた。
アンタのためにね。普通は錆びてボロボロになるのに、アンタに沫嶋黎士のボディーを
返すために耐えてきたの。ロイドの本体以外にARX2-13(木村拓哉)のデータも、
沫嶋黎士のデータも、2113年の奴らに全部、消されちゃったからね」と話した。

そうこうしている、沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データの転送が始まり、
倒れている安堂ロイド(木村拓哉)が脳データをダウンロードを始める。

安堂ロイド(木村拓哉)が沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データのダウンロードを完了し、
沫嶋黎士を起動すると、サプリ(本田翼)は「ミッション終了。あっ、ロイドからの伝言。

『俺はいつも君の側に居る。何かあったら、直ぐに現れる。
安堂麻陽と沫嶋黎士の幸せな未来を守る』

だってさ」と言い残して消えた。

安堂麻陽(柴咲コウ)が沫嶋黎士(木村拓哉)に近づき、肩を揺すると、
沫嶋黎士が目を覚ました。

安堂麻陽(柴咲コウ)は沫嶋黎士(木村拓哉)をマジマジと見て
「黎士(木村拓哉)?」と尋ねると、沫嶋黎士(木村拓哉)は「良かった。
麻陽(柴咲コウ)の事を守れた」と答えた。

安堂麻陽(柴咲コウ)が沫嶋黎士(木村拓哉)に抱きつき、
「お帰り、黎士(木村拓哉)」と告げると、沫嶋黎士(木村拓哉)は「ただいま」と答え、
安堂麻陽(柴咲コウ)を抱きしめたのであった。



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